よくある課題
- 安くしたい
- 早く建てたい
- 品質が心配
1.低価格
木造は、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の構造より建設コストが安いです。
木造と鉄骨造で使用する建材を部材ごとに比較しても、規格寸法があるアルミサッシなど、ほとんどの建材が木造のほうが安くなります。
基礎の断面寸法が鉄骨造と比較してとても小さいことから、基礎工事の材料費、施工費、残土処分費なども大幅に軽減できます。建物重量がとても軽くなることから、地盤改良コストも抑えることができます。
2.短工期
木造は短工期で建築することが可能です。
鉄骨造の場合、材料の鋼材は設計に合わせた受注生産となるため、発注から納入までの期間が数ヶ月かかり工期の時間がかかります。
一方で、木造で使用する一般流通材の木材、建材は、住宅向けに在来仕口用および在来金物用とも一般化しており、規格通りであればほとんどのプレカット工場で対応可能です。
中大規模木造においても、そうした住宅向けの環境をうまく活用することで、鉄骨造と比較して大幅に納期の短縮が可能になります。
3.高断熱
鉄やコンクリートと比べ、木は熱を伝えにくい素材で建物全体に高い断熱性をもたらします。
断熱材などのコストを抑えながら、快適な空間をつくることができます。